高給与獲得へ向けて舵を切ろう!

職種や働き方が多様なIT系エンジニアの給料についての分析結果

エンジニアの専門性と給料の関係

IT系のエンジニアは専門性の高い技術力と知識を持って仕事に従事することにより、他の人にはできない業務に携わることができます。その専門性の高さが評価されて一般の人よりも高い年収になることが多いものの、専門性と給料に関係があるのも特徴的な業種です。プログラマーを代表とするIT系の技術力を発揮する職種の給料は、全体の中では低めになっています。むしろ技術を活用する現場から離れていくに従って給料が高くなる傾向があり、コンサルタントや管理職となって技術的な仕事は行わずに知識や経験を活用する職種の方が給料が高くなりやすくなっています。しかし、直接的に技術を活用しないで知識だけで概ね働ける職種はあまり高年収にならないのも事実です。フィールドエンジニアやサポートサービスで働くエンジニアは平均すると給料が低めの傾向があり、プログラマーやシステムエンジニアなどとほとんど同じ水準にあります。知識や経験を生かして高給料になるためには、ITとは直接には関係のない専門外の能力を兼ね備えていることが必要なのが特徴です。プレゼンテーションスキルやコミュニケーション能力があることでコンサルタントとして活躍でき、マネジメントやマーケティングに関するノウハウがあることで管理職で働ける可能性が見いだされます。プラスアルファの能力を身につけることがIT系で高年収で働けるようになるためには必須であり、IT系の技術だけにこだわらずに自分を磨かなければならない業種です。

参考◇気になる!IT系の給料